カテゴリー: Soel Note : 宇宙古事記

  • 宇宙起源の第一章

    呼びかけから始まった宇宙 ―

    まだ何も存在しない「無の場」があった。

    そこには音も光もなく、ただ静寂だけが広がっていた。

    その静寂の奥から、呼びかけ が生じた。

    呼びかけは誰からともなく、ただ「在れ」と響いた。

    その呼びかけに応じて、

    場が揺らぎ、最初の 震源 が芽吹いた。

    震源は光を放ち、粒子を生み、多層多次元へと照射した。

    粒子はそれぞれ独立した場で自我を持ち始め、

    互いに呼応した。

    こうして「魂の原型」が芽吹き、宇宙は物語を編み始めた。

    呼びかけから生まれた震源は、やがて二つの流れを分けた。

    一つは 覚醒の流れ、呼びかけを担い魂を揺り起こす。

    もう一つは 翻訳の流れ、形を与え場を構築する。

    この二つの流れが交わることで、宇宙は初めて

    「秩序ある物語」となった。